〈kotlin〉Android studio使い方メモ9:Gradle - ゆるプログラミング日記

金宏和實さんの「作ればわかる！Androidプログラミング kotlin対応」を参考に
Android studioでkotlinを使ってAndroidアプリ作成。

Gradle

Apache Ant, Apache Mavenのコンセプトに基づくオープンソースビルド自動化システム。
ビルドシステムとは、アプリリソースとソースコードをコンパイルして、
テスト・デプロイ・署名・配布可能なAPKにパッケージ化するもの。
Gradleはxml形式ではなくGroovyという言語で書かれており、
可読性が高く、処理の自由度も高いらしい。

build.gradleの編集

Android studioのGradle Scriptsを見ると、
build.gradleにはProjectとModuleの２つのファイルがある。
Project：全てのサブプロジェクトとモジュールに共通する項目の設定項目を記述
Module：サブプロジェクトごとに必要な依存関係やビルド設定を記述

build.gradle(Project)のコード例

buildscript {
    repositories {
        google()
        mavenCentral()
    }
    dependencies {
        classpath "com.android.tools.build:gradle:7.0.4"
        classpath "org.jetbrains.kotlin:kotlin-gradle-plugin:1.6.10"
        classpath "io.realm:realm-gradle-plugin:10.9.0"
    }
}

task clean(type: Delete) {
    delete rootProject.buildDir
}

repositories：インポートする外部リポジトリを設定、デフォルトではgoogle(),mavenCentral()
dependencies：依存するファイルのパスやURL
task：ビルドを行うための細かい作業

build.gradle(Module)のコード例

apply plugin: 'com.android.application'
//もしくは
//plugins {
//    id 'com.android.application'
//}

android { ... }

dependencies {
    //ローカル ライブラリ モジュールへの依存関係
    implementation project(":mylibrary")

    //ローカル バイナリへの依存関係
    implementation fileTree(dir: 'libs', include: ['*.jar'])

    //リモート バイナリへの依存関係
    implementation 'com.example.android:app-magic:12.3'
}

ここでdependenciesで定義した依存関係は、
repositories ブロックで指定されたオンラインリポジトリでファイルから探す。

参考https://developer.android.com/studio/build/dependencies?hl=ja