読書記録1:学び効率が最大化する インプット大全(樺沢紫苑)
精神科医 樺沢紫苑さんの「学び効率が最大化する インプット大全」を読んだ記録。
学び効率が最大化するインプット大全
「学びを結果に変える アウトプット大全」の続編。
(インプットから手にしてしまったのでインプットから読了。)
毎日かなりの情報をインプットしているはずなのに、そのほとんどが思い出せない…
そんな時間の無駄遣いをなくすために、
- インプットの基本法則
- 80のインプット術(読む、聞く、見る、インターネット、学ぶ)
- インプット術の応用編
について、かなり読みやすく書かれている。
見開き1ページで1つの内容が簡潔、右下にこの見開きのまとめが書いてあり、これをパラパラみるだけでも内容が蘇ってきそう。
自分の学び
- 自分の興味がある情報だけを積極的に取得する。そのためにはまず自分の興味・関心のあることを明確にしたい。
これまで意識して情報を取得することをしてこなかった。この本の最初の方に「1週間で見たニュースをどれだけ思い出せますか?」という質問が出てきたが、正直全く思い出せない。「自分の興味のあるものを3つあげてください」という質問もすぐ思いつかなかった。
効率よく学びたいなと思ってこの本を読み始めたけど、それ以前にインプットへの意識が全くなかったことに気づいた。まず自分が学びたいと思った目的、それに必要な情報をちゃんと見つめ直して、情報の取捨選択をしたい。
まずは適当につけてるテレビ、何となく見ているスマホはやめよう…。
- アウトプット前提でインプットする。それだけで記憶に残りやすく、インプット効果は100倍にもなる
何か情報を得た後に、他の人に伝えたり感想を発表したり、アウトプットが待っている状況のときは集中力が高まり、記憶力・思考力・判断力が高まる。
確かに、と思った。アウトプットしなきゃと思っていると、頭はいつも以上にフル回転している。その時にインプットした情報も長く自分の中に残り続けている。
本を読むのは好きだけど、よく内容忘れて読み直して、また忘れて…になること嫌だなと思っていた。
すぐに影響を受けてこのブログを開設。毎日ブログのネタ収集を頭に置いて、アウトプット前提のインプットする!
- 本はまずパラパラ読み。初めに構成や内容を把握してから、1ページ目に戻って読むことで深く、早く読めるようになる
パラパラ読みとか途中から読むとか抵抗があったけど、最初だけ読んでやめて、時間が立ってからまた最初から読んで…を繰り返すことも多かったから読み方を改めたい。
全体を把握してから部分を細かく読む、これだけでも記憶に残りやすくなるそうなので、簡単に始められそうだし、やってみたい。
- 「2週間に3回以上のアウトプット」が基本だが、「2週間に3回以上のインプット」でも記憶を強化できる。アウトプットできなくても、思い出したりメモを見返したり、反復インプットをしてみる。
勉強しながら新しくわかったことはメモを取るようにしている。でも、あまり見直してなかった。気づいたら同じようなことを調べ直している。メモしているのだから、空いた時間に見直すことも習慣化したい。メモした分だけ新しい知見を得ているのだから、せっかくならちゃんと知識にしたい。
- 脳が一度に処理できるのは3つまで、絞り込むことで注意のアンテナが立ち、学び効率は最大化する。一度に3つまで、つまりそれが終われば次の3つの処理が可能になる。
学びを欲張りすぎると脳はパンクして全部忘れてしまう。目的を明確にして3つに絞ることで、集中力が高まり、学びを最大化することができる。3つ終われば次の3つができる。一度に全部やらずに分割、分散して処理する。3つずつインプット、アウトプットをコツコツ繰り返せば、無限に成長できる!
…気づいたら学びとして5つ目を書いている。すでに欲張っていた。
まとめ
本書の最後にあったが、今のインプット効果は10年後に実感することができるらしい。
たくさん考えを改めた部分があったけど、まずは小さなことから、効率的なインプットとアウトプットを習慣化したい。
また時間が経ってから読み直したい本。
2021.12.26